1年 かいち

  こうようを見に

「おにぎりおいしいね。」
と、ぼくは車の中で言いました。今日は、草津に紅葉を見に行く日です。朝早くおきたけれど、雨雲で朝日がみれませんでした。
「あの雨雲がなければ、きれいな朝日が見れたんだろうなあ。」
と思うと、くやしくてなりませんでした。そんなことを思っていたら、白糸の滝にとうちゃくしました。まるで高さ3メートルはば70メートルのしろいカーテンのようでした。
「マイナスイオンがいっぱいで、ああ、なんてすがすがしいんだろう。」
と思いました。


 つぎに草津方めんへむかって行くと、あさま山が見えてきてゴツゴツとしたはいいろのよう岩たいが広がってきました。お父さんが、
「これはおに押出し園だよ。よっていく?」
と言ったので、
「うん、そうしよう。」
とぼくがこたえて、車からおりました。よう岩の中を歩いていたら、神社があったのでおまいりをしました。
「なんでこんなところに、神社があるんだろう。」
とふしぎに思いました。


 ふたたび車をはしらせて、万ざをとおっていたら、山の中ふくから白いけむりがもくもくふきだしていました。
「あれなんだ?」
と、ぼくがお父さんに聞くと、
「いおうがふきだしているんだよ。」
と、お父さんが答えました。
「見にいこうよ。」
と、ぼくが言うと、
「うん。そうしよう。」
と、お父さんが言って、みんなで見に行きました。
「いおうは、どくとくなにおいで、ちょっと、くさいもんなんだなあ。」
と、ぼくは、はじめて知りました。


 つぎは、いよいよ紅ようを見に白ね山へむかいます。むねがわくわくしてきました。どうしてかというと、きれいな紅ようを見るのがすきだからです。白ね山の上に上がっていくにつれて、だんだんはっぱのいろが、あかや、きいろや、だいだいの、あでやかないろになってきました。
「きれいないろだあ。」
と、ぼくがいいました。
「ほんと、きれいだね。」
とお父さんもお母さんも言いました。
さらに山ちょうに近づいて、
「あっ、山ちょうに木がはえていない。なぜだろう。」
と、ぼくがふしぎがっていると、
「しらべにいこうよ。」
と、おとうさんが言いました。そして、ぼくたちは、ちゅう車じょうに車をとめて、山ちょうまでのゆうほどうを10ぷんほどのぼっていきました。
「わあ。なんだこりゃ。み、みずうみが、みたこともないいろだなぁ。」
と、ぼくが言うと、
「コバルトブルーで、しんぴてきだね。」
と、お母さんが言いました。
「お父さん、これ、なんていう名まえ?」
と、ぼくがきくと、
「カルデラ湖というんだよ。ゆがまとも言うよ。きれいだね。」
と、お父さんが言いました。
「山ちょうの土のいろは、なぜ黒や、だいだいや、しろなの?」
と、ぼくはふしぎに思ってお父さんにきいてみました。そうしたら、お父さんは、
「くろはてつで、だいだいはどうで、しろは石かいだよ。だから、木がはえないんだよ。もう一つのりゆうは、むかし火山がばくはつして、よう岩がながれたからというかんがえもあるよ。」
と、教えてくれました。
「ふーん。そうなんだ。それで木がはえていないんだ。しぜんはすごいなぁ。」
と、ぼくはなっとくしました。


 山ちょうからけしきをながめていたら、となりにもみずうみがあったので、さんぽしてみることにしました。行ってみると、そこは国立公園でした。
「あっ、あそこにあかい木のみがある。きれいな色のおち葉もある。これ学校のリース作りにつかおう。」
と、ぼくがもってかえろうとすると、お母さんが、
「国立公園は、はっぱ1まいもちかえっちゃいけないんだよ。べつのところにさがしにいこう。」
と言ったので、ぼくは手にもっていたはっぱをおいて、
「うん、そうしよう。」
と、言いました。


 もうお昼だったので、おみせにむかうとちゅうでおち葉をひろうことにしました。山みちをはしる車の中からそとを見ていたら、まっかなもみじがあったので、おちばをひろいに行くことにしました。あかや、だいだいや、きいろの色とりどりのきれいなおちばをひろって車にもどり、本にはさんでおきました。
くさつのまちにむかって山をくだっていくと、こうようを見にきている車や、こうじでみちがじゅうたいしていました。
「車がゆっくりすすんでいるから、こうようをじっくり見れて、うれしいな。」
と、ぼくは思いました。


「あら、もう1時はんをすぎたのね。おなかがぐうぐうなってきたわ。みんなもおなかがすいたんじゃない?」
とお母さんが、ぼくとお父さんにききました。
「あっ、そういえばむちゅうでこうようを見ていたら、おなかがすいているのをわすれてた。」
と、ぼくが言い、
「おなかとせなかがくっつくくらいはらぺこだよ。」
と、お父さんも思いだしたように言いました。
「くさつのまちに、おいしそうな手うちそばやさんをガイドブックでみつけたよ。そこでたべる?」
と、お母さんがていあんしました。
「それでいいよ。」
と、ぼくとお父さんがこたえました。それから10ぷんくらい車をはしらせたら、目あてのおみせにつきました。なかはまんせきだったので、ほんをよんでまつことにしました。それからしばらくしたら、せきにあんないされ、メニューをわたされました。
「てんぷらそばにするわ。みんなは、なににする?」
とお母さんが、ぼくとお父さんにききました。
「ぼくはざるそばにするよ。」
と言い、
「お父さんは、おおもりのざるそばがいいな。」
と、こたえました。
「ああ、なんておいしいおそばなんでしょう。てんぷらもさくさくしてて、いいしょっかんだわ。」
と、お母さんがまんぞくげにいいました。
「おいしいね。わざわざさがしたかいがあったね。」
と、ぼくも言いました。
「ほんと、おいしいね。またたべにこようね。」
と、お父さんもうれしそうに言いました。
おなかがいっぱいになったので、ぼくは、
「ふあぁ。」
と、大きなあくびがでてきました。


 ふたたび車をはしらせて、くさつのおんせんにつきました。ぼくはピリピリしたくさつおんせんにはいりました。おんせんは、おとこぶろとおんなぶろにわかれていました。ぼくはお父さんとはいって、お母さんはおんななので、おんなぶろにはいりました。そしておんせんは、あつかったです。
「なんで、くさつおんせんのゆは、ピリピリするの?」
と、ぼくがおとうさんにきいてみると、
「くさつのおんせんは、さんせいがつよいからだよ。」
と、お父さんがこたえました。それからまた、ぼくが、
「さんせいって、なに?」
と、お父さんにきいてみると、おとうさんは、
「さんせいは、レモンとかとおなじだよ。」
と、こたえました。
「ふーん。そうなんだ。」
と、ぼくははじめてしりました。
ぼくとお父さんがそう言っているあいだに、おんせんをでて、お母さんとあいました。
「ああ、きもちよかった。」
を、お父さんがいいました。つづいて、
「ああ、さっぱりしてきもちよかった。ろてんぶろから見たけしきもよかったなぁ。」
と、ぼくもいいました。
「そうだね。きれいだったね。おはだもしっとりしたし、よかったな。」
と、お母さんも言いました。
そして、ぼくはかえりの車でねました。


 きょう一日、たのしかったです。どうしてかというと、いろいろなたいけんができたからです。

 



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  すてきなニコニコ

 ぼくがペットにしたいくうそうのどうぶつの名前は、ニコニコです。どうしてかというと、いつもわらっているからです。
 どんなかおかというと、目は丸くて細長く、ぼうえんきょうになっています。はなはぞうのように長く、口は人間とおなじです。耳はあんぱんのようにふくらんでいます。
 体の大きさは三メートルもあります。
 形はボートがたで、とぶことができます。色はみどりと赤です。
 せいかくは明るくて、おもしろいです。
 リビングでぼくが、
「ごはんたべる?」
とはなしかけると、ニコニコは、
「ゲゲビー」
とうれしそうに、こたえます。 なきごえは、 「ウケウケ」 となきます。
 あそびは夜に外で、星をみて星ざをさがします。
 ニコニコはぼくをおなかのボートにのせて、うちゅうにつれていってくれます。
  そんなすてきなニコニコが、本当にいつもいてくれたらいいのになぁと思いました。



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